ロードバイク初心者が速くなりたいと思ったら

ロードバイク初心者こそ我流にならない

知識も経験も皆無な初心者が我流でトレーニングをしても時間の無駄です。友達やチームの方やバイクショップの店員さん達にお薦めのトレーニング方法を聞いて実践した方が、時間の無駄が無く速くなれます。

ここでは私が友達とバイクチームの方々から教えて頂き、実際に試したトレーニング方法をご紹介します。（＊ガチ勢向きではありません！初心者の私が初めて速くなりたいと思った段階でのトレーニング方法です）

初心者にありがちで私も最初は思っていたのですが、速くなるのには長時間の練習が必要と思いひたすら長い時間ロードバイクに乗りがむしゃらにペダルを回していました。しかしこれが物凄く効率が悪かったのです。

ベテランやガチ勢なら１００km以上の長距離や数時間走るトレーニングも効果的かも知れませんが、初心者の場合はメリットよりデメリットの方が多いのです。

まず知っておいて欲しいのが、スピードを出す瞬発力と長距離を走る持久力の２種類があります。その２種類を鍛えるトレーニングは異なります。私がここでお伝えするのは２種類を鍛える以前のトレーニングです。

そのトレーニングは後々瞬発力と持久力を鍛えるためにも必要になります。ロードバイク初心者は圧倒的に限界値が早く短いので、限界値の底上げするトレーニングがお薦めです。

簡単に説明すると、全力でペダルを回して走ります。初心者は直ぐに脚が疲れてあっという間に止まってしまいます。すぐ疲れるが瞬発力であっという間に止まるが持久力です。

ベテランの方やガチ勢の方々は中々疲れないのと『疲れてからもしばらくは走り続けられるのです。」個人差はありますが、１時間くらいは走り続けられます。これが初心者だと１分、２分も走ると脚が止まります。まずは限界値の底上げで疲れてから５分１０分と走れる様になるのが大事です。

１）まずはゆっくり走って体を温め筋肉をほぐします。

２）全開走で疲れるまで走ります

（＊呼吸がハアハア言い喋るのも辛いくらいの状態）

３）疲れている状態からさらに全開走で走りこむ

最初は１０秒でも３０秒でもいいです。大事なのは疲れている状態で全開走をする事です。

４）ゆっくり走ってクールダウン（＊脚は止めずに必ずペダルを漕ぎながら）

２、３、４、を１セットとしてあとは自分の出来る回数をこなして行きます。ちなみに私が１セットにかかったトレーニング時間は１も含めて１５分弱です。これなら忙しい方でも僅かしか空いていない時間を利用してトレーニングができますよね。

疲れて脚を止めての休憩は、頑張ったトレーニングの効果を半減してしまいます。休憩も必ずペダルを回しながら脚や体に適度の負荷をかける事で、筋力や持久力の向上になります。

初心者ほど自分の限界を超えたトレーニングを頑張りすぎてしまいます。早くなるためには体や心肺機能に無理をさせます。しかし無理を超えて無茶をして結果的に怪我や故障をしたら本末転倒です。あと一回のトレーニングの見極めも大事ですので無茶だけはしない様に。