ツール・ド・フランス埼玉クリテリウム

 

ツール・ド・フランスに出場したチームや選手が埼玉県に集まりJR埼玉新都心駅周辺で開催されます。

都心からのアクセスも良く、世界のトップライダーを一目見ようと年々観戦者の人数も増えてその数10万人以上と言われています。

私も埼玉在住の友達と一緒に観戦してきました。

クリテリウムとは

街で決められたコースを作り、全ての交通機関を進入禁止にしてコースを何周もする自転車ロードレースのことです。

街中で開催されるので平坦道の短い距離を選手は何周も周り観客は何度も目の前を通るトッププロライダーに熱い声援を送ります。選手と観客の距離が近いのもクリテリウムレースの特長で*パレードランや競技終了後の*ウイニングランでは観客とハイタッチする選手もいます。

*パレードラン

ロードレースではスタートラインを出て一定区間まで審判者を先導にゆっくり流して走り、審判者の旗が振られて競技スタートとなるアクチュアルスタートがよくありますが、審判者の旗が振られる前のゆっくり流して走行をしている事をパレードランと言います。

大会運営側の選手のお披露目走行な感じですね。選手にとっても身体を慣らし、リラックスするのにちょうど良い流し走行なので、逃げ集団以外は比較的ゆるい感じの雰囲気で走行しています。

*ウイニングラン

優勝者がゴールをした後に観客へ勝利をアピールして走る事。埼玉クリテリウムではゴールした選手が観客に感謝をアピールするシーンがよく見られます。観客に向かって手を振りながら走る選手や、ハイタッチする選手もいます。

日本で開催なのに何故ツール・ド・フランス

世界最高峰の自転車競技レースであるツール・ド・フランスがフランス国内だけでなく、世界で開催する事でロードレースの魅力を伝えるのと、たくさんの人々に自転車への興味を持って欲しい願いから開催が行われる様になった。

ツール・ド・フランスについてはこちらを参照https://ginzakoba.com/?p=1114

ツール・ド・フランス本戦では見る事が出来ない

グランツールも終えてシーズンオフの状態の選手が埼玉クリテリウムで走るのはファンとの交流が一番だからだと良く聞きます。実際にトップ選手たちがよく言うのが日本のファンは心温かく熱い!

その熱気にシーズンオフでも埼玉クリテリウムに出場するのが楽しみな選手も少なく無い。

更にシーズンオフ期間なのでリップサービスをしてくれる選手が多く、一緒に写真撮影はもちろんサインにも快く応じてくれたり笑いの出し物などを見せてくれたり、選手自身が一番楽しんでいる様です。

埼玉クリテリウムの見所は

各賞の色ジャージを着た選手に注目です

黄色のジャージ(マイヨ・ジョーヌ)総合優勝者に与えられる。

緑色のジャージ(マイヨ・ヴェール)ポイント賞スプリンター達がよく狙うジャージ

白地に赤の水玉ジャージ(マイヨ・ブラン・ア・ポアルージュ)山岳賞

白色のジャージ(マイヨ・ブラン)新人賞

チームの流れる様な連携も注目です

アシストとエースの連携もトッププロによる技術の高を見る事が出来ます。

ラストのゴール前スプリント

ラストのゴール前スプリントは最高速70km以上で争います。その迫力はTVでは感じる事が出来ない凄さに圧巻です。

おすすめ観戦ポイントはズバリここだ!

1 ゴール前

言うことはありません。早朝から場所取りしても最前列で見る価値があります。

2 埼玉るしぇ前

中間地点があるので中間ポイント争いが観戦できるのと、パブリックビューイングがあるのでゴール前の様子が見られるので一挙両得。

またトイレが近いので女性に優しい場所です。

ツール・ド・フランス埼玉クリテリウムは日本国内で世界のトップライダーを見る事ができる唯一の大会です。

その迫力や興奮はロードバイクの魅力に気付かせてくれるはずです。

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