初めてロードバイクに乗った時、想像以上の前傾姿勢に戸惑い、不安定感から感じた不安や恐怖感から無意識のうちに自分が乗り易いフォーム(姿勢)になってしまうものです。
先輩サイクリストがいつも居てくれて、その都度フォームの指摘をしてくれるなら良いのですが、毎回居るわけがありません。
必ず一人でロードバイクを乗る時はあります。変な癖がつく前の初心者こそ正しいフォームを身につける近道なのです。
カッコ良いフォームで乗ろう
街乗りなどをしているとオフィスビルのガラスなどに自身の姿が映る時があります。その姿を見て自分の理想のフォームとかなりかけ離れていてガッカリした記憶があります。
私は心の中で『こんな姿勢では無い』と何度叫んだことか。(ノ_<)
安全確認と安全確保をした上でオフィスビルの窓ガラス等の自身の姿が映る場所で走っている時のフォームをチェックしてみると良いかもしれません。
腕はショックアブソーバー
ロードバイクだけでなく自転車全般に言える事ですが、路面のおうとつでロードバイクは振動がダイレクトに手や腕に伝わってきます。
腕までならいいのですが上半身や頭部にまで振動が伝わると不安定になってしまい、転倒や接触事故の原因に繋がってしまいます。
肘をピンと張らずに少し曲げて腕全体で路面から伝わってくる振動を吸収しましょう。
また腕は加速する時にも重要で、ペダルを力一杯に踏み込んだ時に踏み込む力に反発して外へ逃げる力を腕の引きつける力で抑え込みます。
簡単に言うと、ペダルを踏み込んだ時にハンドルを自身の胸に引き付ける様な感じです。
汗による手の滑りや長時間による握力低下などの手にかかる負担を軽くする為にサイクルグローブをはめる事をお勧めします。
春夏用はこちらがお勧め。
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秋冬用はこちらがお勧め。
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背中は真っ直ぐにせず、適度な丸みで腰への負担軽減
上記にお伝えした腕の使い方に似ているのですが、上半身を支えたり脚にパワーを伝えたりサドル(椅子)から伝わってくる振動を吸収したり背中と腰は大忙しです。
特に腰への負担は物凄く多くかかり、体全体に負担を分散しないとすぐに疲労が溜まるだけでなく下手したら故障にも繋がってしまいます。
サドルに座りハンドルを握った時、自然な丸みのあるフォームが理想です。
上記にお伝えした腕の使い方に似ているのですが、上半身を支えたり脚にパワーを伝えたりサドル(椅子)から伝わってくる振動を吸収したり背中と腰は大忙しです。特に腰への負担は物凄く多く、体全体で負担を分散しないとすぐに疲労が溜まるだけではなく、下手したら故障にも繋がってしまいます。
サドルに座りハンドルを握った時、自然な丸みのあるフォームが理想です。
膝は真っ直ぐ上げて真っ直ぐ下げる
ペダルを回す時に、膝が外側や内側にブレたりすると力が十分に伝わりません。
腕の位置やシートに座る位置、ダンシング(立ち漕ぎ)やシッティング(座り漕ぎ)とフォームは色々と変化しますが膝の動きは変わりません。
最初はペダルをゆっくり回しながら真っ直ぐ意識しましょう。
母指球でペダルを踏む
ビンディングペダルとクリート靴でしたら問題ありませんが初心者の方は最初フラットペダルでロードバイクに乗ると思います。
フラットペダルは母指球(*足の親指の付根の皮が硬く膨らんだ部分)で踏むとペダルに効率よく力が伝わります。
正しいフォームを身につける事で速度UPや疲れ辛くなり、周りのサイクリストからカッコイイフォームで熱い視線も釘付けです。(笑)
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