色々あるロードバイクのフレーム素材と特徴

ロードバイクのフレームとは

色々な例え方があると思いますが、〝車体″とか〝骨組み″とかよく言われています。

ハンドルやシート(サドル)、タイヤホイールやペダル等のパーツが取り付けられて自転車(ロードバイク)になります。

フレームについては過去少し載せたのでこちらも参照https://ginzakoba.com/?p=124

ロードバイクで使われるフレーム素材の特徴

現在主流の素材は〝クロモリ″と〝アルミ″と〝カーボン″の3種類です。

他には〝チタン″もありますが重量がカーボンより重く価格も高価な為、実用性が低いので今回は省かせて頂きます。

クロモリ(鉄)

素材の強度、耐久性、重量、価格のバランスでロードレース等の使用がされなくなり、各メーカーも年々製造を止めてしまい現在は数メーカーが製造を続けているだけになってしまいました。コルナゴ、ビアンキ、フジ(FUJI)

耐久力が高いので長く乗れ、多少の衝撃ではビクともしません。

素材伸縮性も高く、乗り心地が良いのも特徴です。

強度が高いのでフレームを細く作れて、見た目もスタイリッシュなデザインが多く、根強いファンがいます。

重量が重い為、レース等の競う走り方には不向きですが自転車を楽しむ方には使い易い素材です。

アルミ

現在大半の方々が乗るロードバイクの素材は〝アルミ″と言っても良いくらい主流の素材です。

クロモリに比べて重量が格段に軽く、価格も5万円位から販売されているので(*メーカーによる)通勤・通学で愛用する方も多くいます。

強度が低い為、フレーム形状で強度を増さなければいけないのでデザインが同じになりやすく見た目の自由度が低い。

伸縮度が低く、走行中の振動吸収が悪いので長時間、長距離のサイクリングには向きません。

しかし伸縮度が低いお陰でペダルを踏み込んだ力が他の素材よりもダイレクトに伝わるので、スプリント競技等の瞬間的なスピード競技に物凄く相性がいいです。

カーボン

ロードレースやヒルクライムレース(山登り)で走るロードバイクのほとんどがカーボン素材です。

世界最高峰のロードレースに出場するロードバイクの素材もカーボンで、各メーカーも開発に一番力を入れているので進化のスピードが早く毎年沢山のニューモデルが発売されます。

強度が高く軽量、さらに振動吸収性にも優れていて、現在地球上にある素材の中で最高のバランスを保つ素材です。

最高のバランスゆえ価格が高額になる最大のデメリットを持ちますが価格の問題をクリアーで出来れば、これほど自転車に適した素材は今の所ありません。

各メーカーも価格が下がる様に研究開発が進められていて、15万円位から販売されているカーボン自転車もあります。

私的に素材で選ぶなら〝普段乗りならクロモリかアルミ″〝レースやヒルクライム(山登り、長距離)ならカーボン″がお薦めです。

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