マイカーでの遠征は自宅から目的地までの道中や、ロードバイクで色々な土地を走り体が疲れている状態で自宅までの車の運転が大変だったりします。
一方電車やバスでの輪行は、目的地までや自宅までの移動の運転が無いので、よりロードバイクの走りに集中できます。
初めての輪行はロードバイクを分解してバッグに入れて、目的地に到着したらバッグから出してロードバイクを組み立てる作業に自信が無くて輪行をする気が持てないですよね。
どれだけ輪行のベテランでも最初は初心者です。トラブルや失敗も楽しい思い出になりますから少し勇気を出してチャレンジしてみてはいかがでしょう。
輪行初心者が、意外と忘れる予備の事前計画
電車やバスの輪行は発車時刻や到着時刻が決まっています。(*何かの原因で時刻変更は除く)
出発時刻や到着時刻を皆さんも計画はされると思います。
しかし初めての経験は計画通りに進まない事もしばしば起こります。
1)何事も無く全てが上手く進んだ
計画通りに進んだ状態の計画
2)トラブルが起こり、計画通りに進まなくなった
交通機関の乱れで1)の計画通りに進まなくなった。タイヤのパンク修理に時間がかかり予定の時間に間に合わない。
3)自宅に帰って来る為の計画
大きなトラブルが起こり輪行を途中で断念して帰宅する計画
主にこの3パターンを計画しておくと気持ちに余裕ができ、色々な状況が起きても慌てずに対応できると思います。
輪行専用のアイテムでロードバイクをガード
輪行へ行く為の必要なアイテムに、ロードバイクを入れる輪行バッグは想像がつくと思います。
他にもロードバイクをガードして安心、安全、快適に輪行ができるアイテムがあります。
まずはチェーンのオイル汚れを色々付けたくないですよね。チェーンカバーやギアに被せるカバーを使ってオイル汚れを防ぎましょう。
エンド金具(*後輪タイヤを着ける場所を保護する金具)をつける事で、移動中何処かにバッグをぶつけてロードバイクのフレーム破損を防ぎます。
普段のサイクリングには使用する機会がない六角レンチですが、輪行のときはハンドルを外し、取り付けるのに必要なのでツールボックスの中に入れて起きましょう。
バッグを取り付けて荷物の重量分散化
ロードバイクに使うアイテムが増える輪行は普段装着しているサドルバッグだけでは足りなくなります。フレームに取り付けるフレームバッグやトップチューブ、ハンドルの前に付くフロントバッグや後輪に付くサイドバッグがありますので用途に合わせて装着すると良いです。
事前にバイクショップの店員さんやベテラン輪行者にアドバイスをしてもらうと良いです。
荷物は最低限にまとめる
近所のサイクリングと違い荷物が増える輪行では、見知らぬ土地へ行く緊張感もあり必要以上に荷物を増やしてしまいます。
荷物が増えれば重くなり自身への負担も大きくなります。必要最低限の荷物にまとめて、足らない場合や急に必要になったら現地で調達するくらいが良いです。
交通機関に持ち込める条件を調べておく
都道府県や市町村で持ち込み可能の条件が若干変わる場合もあります。目的地へ行く交通手段の持ち込み条件を事前に調べておくとスムーズな輪行ができます。
ちなみに私はロードバイクの前輪、後輪、ハンドルを外して入れる輪行バッグを使っています。*このタイプなら大体の交通機関への持ち込みが可能です。
輪行擬似体験で練習しよう
不安な方は擬似輪行体験をすると良いです。自宅で輪行バッグにロードバイクを入れて電車やバスを使って行きつけのバイクショップまで行く体験です。
なぜ行きつけのバイクショップ?と思われたりもしますよね。
目的地に着いてロードバイクが組めなくても擬似体験でしたら目的地がバイクショップなので組んでもらえます。(笑)
自身で組んでいる横でお店の人に見ていてもらえれば組み立ての経験にもなります。
輪行した事でロードバイクの楽しい世界が広がるはずです。
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