今更聞けないロードバイク

自転車には無いロードバイクの魅力

ロードバイクは科学の粋を集め速さを極限まで追求した自転車です。いわば自転車の最先端がロードバイクなのです。

ロードバイクに初めて乗られた方は僅かな力でペダルを回したのに「スー」と軽く静かに進むロードバイクのスピード感に驚くのでは無いでしょうか。

さらに圧倒的な軽さに驚くはずです。数々のアイテム、パーツ類が最先端の技術で極限まで軽量化され、ロードバイクの重量は7kg~8kg台が大半を占め、メーカーによっては6kg台のロードバイクも在ります。

軽さは速さに関係するだけではなく、100km以上の長距離走行にも大きな関係があります。

軽さは疲労に直結しており重い方が消費エネルギーを使うのでバテやすくなります。

例えば重量が20kgのママチャリと7kgのロードバイクで走行距離100kmを走ったとします。

どちらが疲れるかは語らずとも明白ですよね。

スピードの出し易いロードバイクは100km走り切る走行時間も短くなるので、更に消費エネルギーを抑えられ長距離走行をし易くします。

ただし初心者や初めての方がいきなり100km以上の走行は、体力もありませんから徐々に慣らして下さい。

スピードを出した時の自転車の安定感もロードバイクの特長であり、身体全体で風を切る爽快感はロードバイクならでは。

速さにこだわるからこその機能美、走りを支える最先端のアイテム&パーツ類を使用する為高額になります。

周りの方々からの視線に所有感、満足感もロードバイクのオーナーだからこそ味わえます。

ロードバイクの走行平均速度

個人差がありますが平地で25km前後(少し息がハアハアして喋りたく無い位)が理想とされています。

ロードバイクに初めて乗る方でも時速25kmは簡単に出ますが平均25kmは意外と疲れます。

全開走で走れば疲れるのは想像できますが、15km以下のゆっくり走る(楽に話ができる速度)速度も実は消費エネルギーが多く使われ疲労するのです。

車で例えると全開走は高速走行でゆっくり走るは1速でノロノロ運転をしている感じです。

ロードバイクに慣れてくると25km位で走行が速度と消費エネルギーのバランスが一番良いのです。

どれだけ出るの?最高速度

ツールドフランスの様な世界最高峰の大会に出場されるトッププロが平坦で出す最高速度が70km以上と言われています。

下りですと90km以上のスピードが出ます。

初心者が目指す速度

まずは25km位長い時間走れる様に目指すと良いと思います。

珠運感的に最高速度が出せる様になっても直ぐにバテたらサイクリングが楽しめません。

ベテランの方々が流す程度の速度が25km位なので少しでも距離と時間走れたらベテランの方々に気を使い過ぎずに楽しめます。

自分の実力はどの位

時速を数値化しないと自分がどの位で走行しているのか判りません。

低価格(5000円以下)のサイクルコンピューターで十分ですから、自転車に搭載して走ると良いです。

最後に

ベテラン勢やレース出場のガチ勢が初心者と一緒に走る時は、初心者にロードバイクを楽しんでもらいたいと思って走ってくれています。初心者の方は〝自分が遅くて迷惑をかけている″なんて考えずに思い切り楽しみましょう。

初心者が楽しんでいる姿を見ればベテラン勢やガチ勢も嬉しいのですから。

 

*ベテラン勢やガチ勢は100km以上のロングライド、レースに向けての練習走行は別メニューでしています。

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