季節で選ぶロードバイク専用ジャージ(*サイクルジャージ)

春、夏、秋、冬と四季折々の天候や環境の変化等でサイクリスト(*サイクリングをする人)が求めるジャージ(ウェアー)は変化します。

機能性、耐久性、ファッション性、色々と求めるものはありますが、私は何よりも〝快適性″を最優先に求めています。*個人的主観なので悪しからず。

なぜ私服よりも専用ジャージがいいの?

快適性に関係してきますが、汗をかいた時の吸収性、汗を乾かす速乾性、風からの体温低下を防ぐ保温性、そして初心者によくあるお尻の痛みを軽減するパットの柔軟性などが優れている為、私服に比べてより快適にサイクリングが楽しめる服だからです。

初心者の悩み!お尻の痛みを知る

初心者はロードバイクに乗り続けていると次第にお尻が痛くなってきます。これはロードバイクに乗り馴れていない理由と、ロードバイクに必要なお尻の筋肉が少ない理由があります。

乗り馴れていない場合の理由として、シートに座りっぱなし、いつも同じ位置に座る2通りが

考えられます。適度にダンシング(*立ち漕ぎ)やシートの座る位置を少しずらしてみる等の変化をつけると圧迫部分が変わるのでお尻の痛さが軽減されます。

しかし痛くなると走りながら痛みを無くす事は初心者には不可能です。しっかり休憩をしてお尻をマッサージするなどをして回復する事をお薦めします。

ベテランの方やレースに出場するガチ勢でもお尻は痛くなります。それでも初心者よりも痛くなり辛いのはお尻の筋肉が発達しているからです。お尻の筋肉を発達させるにはロードバイクに乗り続けるしか方法はありませんので、距離を少しずつ伸ばして筋肉をつけるしかありません。

初心者が気負わずに着られるジャージ

初心者の心境としては〝余りにも場違いな服装でロードバイクに乗るのは嫌だけどガチな服装も恥ずかしい″と思われる方が多数いるのではないでしょうか?

私もサイクルジャージを着て速いと思われるのが「嫌だなー」と思いました。

そこで私的にお薦めなのがサイクルパンツの上にハーフパンツを履き、上着はシンプルなデザインの物を着用しました。肌寒い季節や寒い季節はお気に入りのトレーナーやアウターを重ね着して走るとガチ過ぎずにサイクルジャージの機能はそのままなので安心です。

真夏に着るジャージは暑さを減らしてくれるタイプがお薦め

真夏は大量の汗をかきます。あまり吸収せずにベタベタしていたら気持ち悪くてストレス増大ですよね?

しっかりと汗を吸収してくれて、すぐにサラッと乾いてくれる速乾性のジャージが快適でお薦めです。

真夏にインナーを着る?着ない?

好みになると思いますが、私は着ません。理由は暑さを感じてジャージのフロントジッパーを開けてもインナーを着ていると風が直接肌に当たりません。風が当たる爽快感を感じられないので肌の上にジャージを直接着る様にしています。

冬の寒さに耐える冬用ジャージ

ただ外に居るだけでも寒い冬はロードバイクで風をきって走るには厳しい季節です。

しかもロードバイクを走らせていれば汗をかきます。冬に汗をかくと一気に体温が奪われて体調を崩す原因にもなりかねません。

私は汗をかいた後に寒いと感じない防風、保温性の高い機能のジャージを選択します。

初心者は寒さ対策の経験などが乏しいので、サイクリングの途中〝ブルブル″震えながら走って後日体調を壊したりしたら走りたくなくなります。

私が着用するスタイルは吸収性、速乾性に優れたインナーを着て、同じく吸収性、速乾性に優れた夏用ジャージを重ね着して最後に防風、保温性に優れた冬用ジャージを着る様にしています。

手足の指先や耳、首元も冷えやすいので保温性の高いグローブやシューシューズカバー、ネックウォーマーや耳あてなどでしっかりと防寒対策をする事で真冬でも快適なサイクリングを楽しめます。

サイクルジャージを着ることが出来ない場合の対策

通勤や通学などでサイクルジャージを着る事ができない場合もあります。

長距離の移動ではないのでしたらスーツや作業着、学生服でも大丈夫だと思います。

しかしインナーには吸収性、速乾性のある物を着用する事をお薦めします。

またパンツの右足側にはゴムやソックス留めなどを使ってパンツの裾を束ねておく事で、チェーンに裾が絡みつくトラブルも回避できます。

最初は恥ずかしさ等で抵抗があったサイクルジャージも快適で使い易く、ロードバイクにはロードバイク専用ジャージが適していると実感し手放せなくなります。お値段も決してお安くはありませんが必ず購入金額よりも満足できるはずです。

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